今日は木匠塾が移動式縁側の制作作業にやってきた!

木工倉庫の整理がひと段落ついたので、木工作業を創造通りに使ってくれるのか検証をしようとしたが、木工をする人は誰もいなかったので、一斗缶からペンキを楽に注ぐ台をリクライニングチェアにしたり、数年間眠ってた畑の掲示板を畑につける作業をした。リクライニングチェアは、子供達は楽しそうに揺られていたが、大人はお尻がはまったり、そもそも座れなかったりしていた。

今日は草木染めをするぞと意気込んでいる日でした。松本さんが玉ねぎの皮を持ってくるかもとのことで待ってみつつしてたら、Aくんが足をスコップでどついてしまい足にビニールを被せてマスキングテープでぐるぐるまきにするのを見守り。そしたら誰かからおとあつめを呼んできて!と陶芸窯付近から言われ呼びに行き、きのこさんのテストピースを水にしずめた時になるしゅわしゅわぱちぱちな、いっかいきりの音をみんなで聞いて。そんなこんなしてたら松本さんが到着。ロケットストーブをどこに置こうかなぁと畑に置いたり、やっぱりトイレ前に置いたり、最後はやっぱり畑の前に落ち着きようやく火を炊き出しました。

今日は松本さんが集めた玉ねぎの皮と、作業場で取れたびわをドライびわにした時に出た皮で染めを試みます。たまねぎはお湯に入れたらすぐにオレンジ色になりました。とてもおいしそうな匂いがしておもわず少し舐めてみたら調味料で味を少し整えたらいいスープになりそうな味がしました。びわはあんまりすぐには色が出なくて、小1時間煮詰めているうちに綺麗な茶色の染液が出来上がりました。これは期待大。いよいよ、火から鍋をあげてタライに染液をそそぎ染めの工程に入ります。たまねぎは有名なだけあって予想通りのやさしい薄オレンジに。そっから二つに分けた液にミョウバンと鉄媒染液をそれぞれ入れました。ミョウバンのほうは濃い目の黄色に。鉄媒染のほうはなんとカーキ色になりました。そしてそしてびわの方はどちらの媒染液もぜーんぜん染まりません。ミョウバンの方が気持ち生成色っぽくなりました。染めっておもしれえ。そんな感じの1日でした。